−蝉−

2005年7月13日 独り言
そこは暗闇



そんな言葉知らない



僕は待ち続けたんだ



自由になれる日を
いつか陽を浴び
笑い合える日々が来ることを


現実は残酷にも



待っていたのは
限られた命

もはや意味のなくなった
生殖行為


愛すべきものはドコヘ



ユメヲ見続けられた
あの日はドコヘ


そして僕は思うだろう



あの日のほうがよかったと


この世を知らなければよかった

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まるで子供が大人になっていくのに似ている。
蝉は純粋無垢の存在なんだ。
夢を抱き、希望で溢れていた土の中。
陽を浴びたその七日後には、死んでしまうのに。

彼らは生命の営みを留めることはしない。
まるで命という名の枷に捕らわれた囚人のようだ。

それでも幸せだといえるのだろうか??

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